劇場外側は多角形をしており、2,000人の収容力があったと推定される。侍従大臣一座の本拠地として、名優リチャード・バーベッジと、座付作者シェイクスピアのコンビにより、主要なシェイクスピア劇はここで上演された。
1613年、『ヘンリー8世』の上演の際に劇中で使っていた火が原因で焼失、翌年に再建されたものの、44年に清教徒によって破壊された。
その後、グローブ座の建てられた場所は忘れ去られてしまうが、近年になってテムズ川の再開発計画によって発見され、米の映画俳優兼監督として知られるサム・ワナメーカーが再建計画を1971年に提案。87年7月に工事が始まったが、総工費は3000万ポンド(約50億円)に上り、費用不足のためたびたび工事は中断し、最終的に96年8月に仮オープン、97年6月に工事完了となった。
日本でも、磯崎新が設計しグローブ座を再現したシェイクスピア専門劇場、グローブ座が88年に新大久保にオープン。現在は東京グローブ座と名前を変えて、貸館公演主体の運営で、シェイクスピア劇に限らずさまざまなジャンルの舞台公演を行っている。
2007年4月17日
グローブ座 The Globe