演劇情報サイト・ステージウェブ

ステージウェブは演劇、ダンス、バレエ、ミュージカル、小劇場などのインタビューやおすすめ公演チケット情報、作品レビュー、掲示板など舞台芸術に関する総合ウェブサイトです

検索




 
 
Select Shop
 
Powered by
Movable Type 4.25

2007年4月17日

鶴屋南北 四世(つるやなんぼく よんせい)

 1755-1829年。歌舞伎狂言作者。幼名源蔵、のちに伊之助。

 1776年に初世桜田治助のもとへ弟子入りし、翌年桜田兵蔵の名を受け作者の末席に加わった。1782年には勝俵蔵と名を変えて森田座に務めるようになり、道化方の俳優3世鶴屋南北の娘お吉と結婚する。その後長年にわたって下積み生活を送るが、1804年に初世尾上松助のために『天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)』を書き、奇想天外な早変りや派手な仕掛けで話題を集める。それ以降、下積み時代につちかった実力を発揮するかのように話題作を発表した。
 1811年、市村座で義父の名跡を継ぎ、四世鶴屋南北を襲名。『お染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』(1813)、『隅田川花御所染(すみだがわはなのごしょぞめ)』(1814)、『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)』(1817)、『東海道四谷怪談』(1825)、『盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)』(1825)など、今なお人気狂言として取り上げられる名作を次々と送りだした。
 南北の特徴は、らん熟、退廃の雰囲気を漂わせていた時代の空気をそのまま作品に反映させようと、並木五瓶以来の写実主義を徹底し、「綯交(ないま)ぜ」といわれる「生世話」の劇を作り上げた点にある。また、多様な場面作りも作品の大きな魅力となっており、これには回り舞台、迫り、すっぽんなどの舞台機構や、大道具、小道具などの仕掛けをフルに活用し、けれん味を舞台に持たせたことが成功の要因になっている。さらに「色悪」「悪婆」という従来の枠を超える役柄を生み出し、色と金を求めて刹那的に生きるアンチヒーローを魅力的に描いたことも、南北の作品が人々を引き付ける理由といえるだろう。

| トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.stageweb.com/mt_sys33/mt-tb-stageweb.cgi/137


    

■ 鶴屋南北 四世(つるやなんぼく よんせい)に関連する記事

  

------------------------------------------


 TOP | ステージインタビュー | 演劇ニュース | 公演カレンダー | 公演レビュー | 掲示板 | 演劇辞典 | セレクトショップ | 演劇リンク集 | Contact

Copyright STAGEWEB.COM 1995-2009 All Right Reserved. No material in this publication may be reproduced, in whole or in part, in any without permission .