演劇情報サイト・ステージウェブ

ステージウェブは演劇、ダンス、バレエ、ミュージカル、小劇場などのインタビューやおすすめ公演チケット情報、作品レビュー、掲示板など舞台芸術に関する総合ウェブサイトです

検索




 
 
Select Shop
 
Powered by
Movable Type 4.25

2007年3月 8日

岸田國士(きしだくにお)

 岸田國士とは、1890年生まれの劇作家、小説家、評論家。日本の近代演劇を開拓した劇作家として著名。

 岸田國士(1890〜1954年)は東京で生まれ、陸軍士官学校を卒業したが、軍職を捨てて東京帝国大学仏文科選科に入り、1919年パリに留学。ビュー=コロンビエ座でコポーに師事し、震災の年に帰国し、翌24年、繊細な心理描写を軽妙なせりふで表現した『古い玩具』『チロルの秋』を発表しデビューを果たす。それまでの日本の演劇には見られない岸田國士の劇作は衝撃をもって受け止められた。
 その後、岸田國士築地小劇場に批判的立場に立ち、新しい演劇運動を提唱、『牛山ホテル』(29)、『歳月』(35)、『沢氏の二人娘』(35)といった代表作を書く一方で、32年に戯曲雑誌「劇作」を創刊、新人育成にも力を入れ、37年には久保田万太郎、岩田豊雄とともに文学座を創立した。
 戦争中の岸田國士は大政翼賛会文化部長に就任し、軍部に協力しながら戦時下でも演劇活動を続けた。
 戦後は、『椎茸と雄弁』(50)、『道遠からん』(50)などの喜劇を発表。文学座で演出した『どん底』の舞台げいこの演出中、倒れてなくなった。
 岸田國士の作った雑誌「劇作」はその後、「新劇」として日本の劇壇をリードする演劇雑誌となり、発行元だった白水社は新進劇作家の登竜門として、「岸田國士戯曲賞」を制定、今日に続いている。
 なお、詩人の岸田衿子、女優の岸田今日子は、実の娘。

| トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.stageweb.com/mt_sys33/mt-tb-stageweb.cgi/114


    

■ 岸田國士(きしだくにお)に関連する記事

  

------------------------------------------


 TOP | ステージインタビュー | 演劇ニュース | 公演カレンダー | 公演レビュー | 掲示板 | 演劇辞典 | セレクトショップ | 演劇リンク集 | Contact

Copyright STAGEWEB.COM 1995-2009 All Right Reserved. No material in this publication may be reproduced, in whole or in part, in any without permission .